リフォーム全般ブログ

侵入盗犯があきらめる家ってどんな家?データから読み解く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

侵入盗犯罪とは?

家に誰もいない時に屋内に侵入して金品を盗む“空き巣”、夜間に住人が就寝した頃を見計らって侵入する“忍び込み”、住人がいるのに隙を狙って侵入する“居空き”など、住宅に侵入して窃盗をする犯罪を「侵入盗犯罪」と言います。

そして困ったことに、この侵入盗犯罪が近年増加傾向にあります。
令和5年のデータによると、侵入窃盗が発生しているのは一戸建住宅が30.5%と、もっとも多い割合を占めていることが分かりました。

(警察庁「令和5年の刑法犯に関する統計資料」より)

窃盗されるだけではなく、もし犯人と鉢合わせしたら…と考えても本当に怖いですね。
そこで、侵入盗犯の行動パターンを解析することで見えた「傾向と対策」をご紹介したいと思います。

侵入盗犯の行動パターン

① まず留守を確かめる

出典:(財)都市防犯研究センターJUSRIリポート

侵入盗犯は侵入前に
・インターホンを押してみる
・人の動きがないか見張る
・カーテンの閉まり具合を見る
・電話をかけてみる
など、様々な方法で家が留守であることを確かめようとする傾向があります。

② 窓から中に入る

出典:住まいる防犯110番

上のグラフから、一戸建住宅では55.2%と窓からの侵入が圧倒的に多いことが分かります。
さらに2階建ての一戸建住宅の場合、90%が1階から侵入されているという報告もあります。

③ 5分であきらめる

出典:(財)都市防犯研究センターJUSRIリポート

侵入に手間取った場合、5分かかると侵入者の約7割が諦めることが分かっています。
さらに諦める他の理由としては、声をかけられた、犬を飼っていた、補助錠がかけてあったなどの理由も挙げられています。

侵入を諦めさせるためにできること

【①留守を確かめようとする侵入盗犯への対策】

・防犯カメラの設置
・センサー付きライトの設置
・カメラ付きインターホンの設置
・郵便受けに郵便物を溜めない

【②窓からの侵入を防ぐ対策】

・在宅中でも出入口や窓は確実に施錠をする
・補助錠も施錠する
・2階からの侵入を防ぐために、足がかりになるものを置かない

【③5分以内であきらめさせるための対策】

・窓やドア周辺の見通しを良くする
・ガラス破りや鍵破りに強い窓やドアにする

エグゼストがお手伝いできること

私たちエグゼストが皆さまの安全のためにできることは沢山あります。例えば…

✅防犯カメラやカメラ付きインターホンの設置

✅主錠だけでなくクレセントロック(主錠の手前にある鍵)や補助錠が付いている窓への交換

✅割られても貫通しにくい(手が入れられない)窓ガラスへの交換

✅ピッキングに強い玄関ドアへの交換

✅心理的に侵入をためらわせる門扉やフェンスの設置

など、対策はありますのでお気軽にご相談ください。現在の窓や玄関ドアは侵入盗犯もびっくりの防犯レベルで、きっとびっくりされると思います。

今から年末に向けて次第に気忙しくなりますが、まずはしっかりと家族みんなで施錠をする習慣を身に付けて、楽しいクリスマスとお正月を迎えましょう!

→もっと見る【リフォーム全般ブログ】

→前のページを見る【ニュースレターNo.9掲載 ホットプレートレシピ】

エグゼストではお住まいのちょっとしたリフォームから1軒丸ごとリフォームまで、リフォームに関する多様なニーズにお応えいたします。小さな修理・修繕工事もおまかせください。