どうすれば生えてこない?雑草対策
春から秋にかけてお家のまわりにどんどん生えてくる雑草。皆さまは雑草対策をどうされていますか?
特に雨が沢山降った後には雑草がぐんと伸びていてびっくりすることも…。
除草剤をかければ草は枯れますが、安心してお子さまやペットとお庭で遊ぶことができないという理由や、面積が広すぎて除草剤をかけるのさえ大変だという理由で除草剤を使用されない方も多くいらっしゃいます。
そんな雑草対策としてご提案できる簡単な方法をお伝えしたいと思います!
雑草対策① 砂利
低コスト&短期間の工事で人気の雑草対策といえば「砂利工事」です。
お庭やお家まわりに砂利を敷くと雨の日も土のぬかるみを気にする必要がなく、泥汚れも防ぎます。
また、砂利には様々な色や種類があるので、場所に合わせて砂利の種類を選ぶことで景観を整えます。コンクリートやタイルを敷く工事と比べると大変安価ですし、砂利の上を歩くと音がすることから防犯対策としても役立ちます。
砂利工事の手順としては、草抜きをしてから一定の土をすき取り、土の表面を平坦に均します。これは排水桝などの桝や踏み石が砂利に埋まってしまわないために行う作業です。
その次に太陽の光を遮断するための防草シートを敷き、全体に均一な厚みで砂利を敷き詰めていきます。
それでもわずかなすき間から雑草が生えてきたり、鳥などの糞と一緒に種が運ばれてくることもあるので完全に雑草が生えないとは言い切れませんが、お手入れが格段に楽になるのでお勧めです。
砂利を敷くぐらいなら難しくないから…とホームセンターで購入される方もいらっしゃいますが、購入前に気を付けていただきたいのは砂利の量(重さ)です。
1㎡の面積に1㎝の厚さで砂利を敷くのに約20㎏の砂利を必要とするため(種類によって重さは異なります)必要な砂利の量は次のようになります。
必要な砂利の量(㎏)=砂利を敷く面積×厚み×20
砂利の厚みは約5cmほどは必要なため、1㎡に砂利を敷こうとすると
面積1㎡×厚み5cm×20㎏=100㎏
となり、2~3㎡ほどならまだしも、お庭の大部分や家のまわりに敷くとなると大変な量が必要になりますので、あまりにも広い面積を施工される場合は業者に依頼する方がいいかもしれません。
砂利工事の施工事例です。
A様邸
お忙しい生活を送られる中でお家まわりの雑草に大変お悩みでしたが、砂利敷きをすることでお悩みも解決されたようです。
B様邸
色や大きさが違う砂利を組み合わせてスペースを区切ることもできます。使用する砂利の色によってお家の雰囲気やイメージが変わります。
雑草対策② 人工芝
人工芝も雑草対策の1つとしてよく使われますが、やはり砂利と同じく防草シートを敷いてからの施工となります。
実際に雑草対策として役立っているのは防草シートの役割が大きく、人工芝だけでは雑草が次々と生えてきてしまいますので、施工の最初の段階でしっかりと除草をしてから防草シートを敷きましょう。
人工芝の良い所はやはり見た目の景観の良さです。
1年を通して青々とした状態で伸びもせず、芝刈りや肥料の手間もいりません。
また、踏み心地が柔らかく足への負担も軽減できるのも人工芝のメリットです。
人工芝にも沢山の種類があり安価なものから高価なものまでありますが、屋外での耐用年数は平均で約7~10年ほどです。人工芝の質そのものや設置場所、日照条件、使い方などによって耐用年数は変わってきますが、劣化の状態としては、芝の葉が寝てしまう、太陽光によって変色してしまう…などが挙げられますので、定期的に取り替える必要があります。
人工芝の施工事例をご紹介いたします。
C様邸
こちらはマンションの1階のお庭です。植物を取り除いて土とレンガのお庭を人工芝へと施工しました。
ジメジメとした雰囲気がなくなってパッと明るいイメージになったことで、気軽にバーベキューやティータイムを楽しめるお庭になりました。
まとめ
雑草対策として砂利と人工芝についてお伝えしました。
草抜きをする労力は大変なものです。体力も時間も必要となるため、なかなか手をつけられないうちに雑草はどんどん生えてきてしまいます。
一度砂利工事や人工芝を設置してしまうと、なんで今まで我慢していたんだろう…というほど、お家まわりのお手入れが楽になりますので、是非ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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