リフォーム全般ブログ

断熱材と二重窓で家の断熱性能をアップ

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引き続き木田郡三木町のお宅のリフォームの様子をご紹介させていただきます!

前回は、こちらのお宅の外壁工事の様子をお伝えしました。
既存の外壁にガルバリウム鋼板を重ねて施工すると、外壁を張り替えるよりもコストが安く、断熱効果や防音効果も上がる!というお話でした。

前回の記事はこちら【ガルバリウム鋼板重ね張りでしっかり断熱!】

屋根も外壁も新しく生まれ変わったところで、次は内装のリフォームです。
内装は玄関や廊下、洗面室・浴室・キッチンなどの水まわり、そしてリビングや和室など、かなりの広い範囲を施工させていただくことになりました。

天井と床を断熱仕様に!


まずは解体です。左写真はキッチン、右写真はリビングです。
床材や天井を剥がした状態ですが、どこにも断熱材は入っていません。外気が床や天井からかなり家の中に伝わっていたはずです。


天井の断熱工事の様子です。
天井は新しい下地を組んで、その上にグラスウールという断熱材をしっかりと充填し、その後に石膏ボード(プラスターボード)を張ります。
グラスウールは、ガラスを高温で溶かしミクロン(1,000分の1ミリ)単位の細い繊維にして綿状にしたものです。耐熱性・不燃性・耐久性・断熱性・吸音性・防振性に優れている素材で、暑さ寒さ、騒音、振動なども遮断します。


天井裏の様子です。天井裏から見てもしっかりと断熱材が入ったのが分かります。


こちらは床下の様子です。キッチンとリビングの段差を解消するために既存の根太を解体し、新しい根太を組んでいきます。
これでキッチンからリビングはバリアフリーの空間になります。


続いて根太の間にスタイロフォームを敷きこんでいきます。
スタイロフォームは発泡スチロールのようなもので、断熱効果が高く劣化しにくいなどの利点があります。これが床下にあるのと無いのでは雲泥の差です。

これで天井・屋根共にしっかりと断熱ができました。


そして断熱を意識する上で忘れていけないのが「窓」です。
窓は家の中でも一番熱が出入りしやすい場所で、冬は暖気が、夏は冷気が窓から逃げてしまいます。
とくにこちらのリビングの窓は大きく一重の窓だったため、二重窓に施工し直しました。二重窓は「内窓」とも言い、窓と窓との間に生まれる空気層が断熱材のような役割を果たします。

断熱性能で家の〇〇が変わる!

家の断熱性能が高くなることで寒さや暑さが緩和されるだけではなく、もっと沢山のメリットが生まれます。

断熱性能が高い家は
①部屋ごとの温度差が少なくなる…ヒートショックが起きにくくなります。
②結露が減る…カビやダニの発生を抑えてアレルギーの発症を防ぎます。
③冷暖房の効率が上がる…電気代節約に繋がります。

他にも防音・防犯にも役立ちます。いいことだらけですね。
おうちをリフォームする機会がある時には断熱リフォームをぜひおすすめします!

次回のブログは…

見えない部分をしっかりと仕上げたら、ここからは見える部分の施工です。
次回は浴室や洗面室の様子をご紹介したいと思います!

次回の記事はこちら【パネル&スゴピカで楽する水まわり♪】

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