高松市三谷町のお宅で内装リフォーム工事をさせていただきました。
以前外壁塗装工事をさせていただいたお施主さまより、夏の暑さに関するお悩みのご相談をいただいたことをきっかけに、内窓設置工事や玄関ドア取替工事、クロス(壁紙)の張り替えなどの工事をさせていただきました。
内窓を付けると外気の影響を受けにくくなり、冬は暖かさを、夏は涼しさを保ちやすくなって光熱費の削減にも繋がります。
今回の工事によって、冬も夏も快適にお過ごしいただければ幸いです。
写真掲載の許可をいただきましたので、ご紹介させていただきたいと思います。
この度は弊社に御用命いただき、誠にありがとうございました!
玄関・廊下

「カバー工法」と言われる施工法で、断熱性能や防犯性能に優れている玄関ドアへの取替工事を行いました。
カバー工法は既存のドア枠の上から新しいドア枠を取り付けるだけの工事で、大掛かりな工事が必要なく、短時間・低コストで行うことができる施工方法です。
見た目もスタイリッシュなデザインになった上にしっかりと防犯に備えた玄関ドアになり、断熱性も向上しました。


玄関まわりや廊下の壁は「じゅらく(聚楽)壁」でしたが、今回の施工で汚れも傷も付きにくいクロス(壁紙)になりました。

じゅらく壁からクロスへ
漆喰や珪藻土との違いは?

白色のじゅらく壁から、グレーのクロスとタイル調のクロスになりました。
1色だと単調になりやすい空間も、2種類のクロスを貼り分けることでアクセントによる変化を楽しむことができます。
リビング・ダイニング・キッチン


リビングの壁にもグレーのクロスを貼り、天井にはナチュラルな木目調クロスを貼りました。
テレビ背面の壁にはグレーの織物調クロスを採用し、それ以外の壁面には淡いグレーの織物調クロスを貼って、シックで上品なリビングとなりました。

キッチン・ダイニングもリビングと同じく、天井には木目調クロスを、それ以外の壁には淡いグレーのクロスを貼りました。
ダイニングのシーリングライトは撤去してペンダントライトに。電球色の照明が優しく食卓を照らします。

ダイニングとリビングを仕切っていた引き戸は使われていなかったため撤去し、代わりにそのスペースに間仕切り壁を設置して「リモコンニッチ」を造作しました。
壁を一部くぼませたスペースを「ニッチ」と呼び、一般的には小物や絵を飾るためのディスプレイ棚として利用されますが、今回はそのニッチにインターホンのモニターをすっきりと収めてみました。
また、ご家庭によっては給湯器やソーラーパネルなど、家の中に複数のリモコンがあることも多いかと思いますが、このようにニッチにまとめて配置することで生活感が出やすいリモコン類もインテリアの邪魔をせず、見た目もすっきり整理できます。
内窓設置

お施主様のお悩みだった「夏の暑さ」を軽減するために、今回のリフォームでは内窓を多く設置しました。
今回内窓を設置したのはキッチン・ダイニングで2ヶ所、リビングで2ヶ所、浴室、洗面室で各1箇所ずつの計6か所です。
上の写真はリビングの出窓です。
出窓は建物の外に突き出た構造のため、左右・天井・底面のすべてが外気にさらされやすく、通常の窓よりも冷え込みやすい傾向があります。
家の中で最も熱の通り道となるのは開口部である「窓」で、夏場はなんと外気の熱73%が窓から流入しています。
(※(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より)
そこで、窓まわりの断熱性能を高めることで外気を遮断し、室内を快適に保つこために内窓を設置しました。
部屋の一部の窓だけではなく、すべての窓を断熱することで断熱性が最大化されますので、部屋全体の暑さ・寒さを改善するためには全ての窓の内窓化をお勧めしています。

キッチン横の掃き出しの窓にも内窓を設置しました。

さらに浴室と洗面室の窓にも内窓を取り付け、これから寒さが厳しくなる季節に向けてしっかりと備えることができました。
きっとこれから内窓の断熱効果を実感していただけることと思います。
この度はエグゼストに施工をご依頼をいただきまして誠にありがとうございました!
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